【結婚式のこと】会場装花と会場装飾をまとめるお花屋さん
会場を飾る装花は披露宴のコンセプトや雰囲気作りには欠かせないですね。また、ブーケやヘアアクセサリー作りなど、お花屋さんの仕事は大忙しです。
かつては会場側がプランを用意してお客さんがその中から選ぶというのが一般的だったようですが、今は使う花の種類や、色、アレンジにこだわる人が急増し、様々なご要望に対応してくれます。
例えば、ピンク、黄色、白、差し色で赤、の生花を使った装花が定番だったのですが、最近のオリジナルウェディングが注目を浴びると使う色にも変化が出てきました。
ローズ、パープル、など個性的な色あいを指定してきたり、花材のバリエーションも増え、以前はあまり使われたことのない桜の枝や紫陽花、大ぶりなダリアやユリなどのアレンジメントも人気です。
流行りをチェックして提案するセンスも
フラワーデザイナーには最低限の花材やデザインの知識や技術が必要ですが、流行を取り入れてアレンジできるセンスも必要です。新しい花材情報やトレンドをチェックするための地道な作業もしているんです。
昔から使われている定番のお花でも組み合わせる花材やデザインによって見え方が全然違いますし、お花の量によっても花嫁さんが映えるか映えないか?微妙なバランスをとっているように思います。
また、ブーケや会場のお花はドレスの色やデザインに合わせて決めることが多いので、花嫁さんに細かくヒアリングして理想のブーケにかける思いに寄り添って共感して取り組んで行かなければならない点で接客力の高さも求められます。
もし、バランス的におかしい色合いやお花の組み合わせかなと思った時にはプロの視点からうまく提案したり、花嫁さんの理想を崩さないようなアレンジを提案したり。
お花の打ち合わせではそういいう信頼関係を作り上げていかなくてはならないです。
時には喧嘩を見守る。。。。
打ち合わせは新婦さんだけの時もあれば、新郎新婦揃っての時もあります。
順調に進む時もあれば、お花のイメージや雰囲気で2人が口げんかしたり・・・・(汗)
色々なカップルがおられるそうです。
新郎新婦、それぞれが思い描くイメージはあって当然ですよね。
どっちかだけにに寄り添うという事もできないので、そんな時は落ち着くまで見守ったり、悪化しないようさりげなくアドバイスしたり。
こういう、板挟みで気苦労するのは多分プランナーさんも同じだろうなと思います。
会場を作り上げる体力とスピード感
フラワーデザイナーって華やかなイメージがありますが、結構体力勝負な仕事です。
挙式が始まるまでに会場を仕上げなくてはならないので時間との戦いかなあと思います。
ゲストテーブル、メイン席。水を入れたまま運ぶので、結構な重さになります。
また設置してからもお花の状態はバランスを見て、くたびれていたり、ちょっと茶色い部分があると思ったところは切り取ったり、新しいものに差し替えたりします。
最終的に配置や写真写りのいい角度を確認して終わりです。
お花だけでなく、お客さん指定のオブジェや電飾を使う事もあり、舞台設定のような時もあります。
特にソファー席は大掛かりですね。
配置的にごまかしが効かないのと、ゲストが寄ってきてもものが倒れないよう、ずれないよう細心の注意を払っています。
手が込んでる分、個人的にはソファー席が好きです。
珍しい花材やグリーンを使ったおしゃれなメイン席の空間は新郎新婦をさらに引き立ててくれ、特別に見えます。
お花屋さんは結婚式という特別な空間を陰で支える、大切なお仕事の一つだなあと思っています。
関連情報
ウェルカムボードやブライダルアイテム制作|ブライダルワークス Photoria(フォトリア)
ブライダルワークス Photoriaでは富山市を拠点に活動するデザイナーyucoが、ブライダル関係の仕事と紙面デザインの仕事の経験を生かし、ウェルカムボード・プロフィールパンフレット・ブライダル新聞など、ウェディングのペーパーアイテムを中心に、ECサイトのバナー制作、商品登録作業まで、幅広いデザイン制作を行っています。
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